2025/05/24 12:00

「クリスタル」「クォーツ」「水晶」と、国や地域や製品によって名称が変わりますが、【石英】が結晶化してできた鉱物のことを指しています。

石英は、基本的に、酸素と珪素の2つの元素から作られています。(二酸化ケイ素)

また、20年ほど前は、天然石全般をクリスタルと定義づけていることもあったようです。


クリスタルの鉱物データ

英名:Quartz(クォーツ)

和名:水晶

化学式:Sio2

モース硬度:7

結晶系:六方晶系

主な産地:ブラジル・ヒマラヤ・日本・中国・マダガスカル・アメリカ


名前の由来

◆ クリスタル (Crystal)
『氷のように冷たい』という意味を持つ、ギリシャ語の「Kryos」(クリオス)が由来。古代の人々は、クリスタルを「氷の一種」や「氷の芯となる部分」と考えていたようです。

◆ 水晶 (すいしょう)
クリスタルの和名。江戸時代の人々も、水晶は「混じりけのない純水が固まったもの」と捉えていたようで、混じりけのない水を表す「水精」(すいせい)と呼んでいたそうです。水晶に統一されたのは、明治維新以降のようです。

◆ クォーツ(Quartz)
サクソン語で「鉱脈が交差した鉱石」という意味の「Querkluftertz(クェルクルフテルツ)」が語源だとされています。


合成水晶

合成水晶(人工水晶)は、自然界で水晶が形成される環境を人工的に作り出し、製造された結晶です。時計や通信機器、パソコンなどの通信機器、自動車や携帯電話の基地局の通信ネットワークなどの部品としても使用されています。


溶連水晶

溶錬水晶は、天然水晶の加工過程で発生した粉を高温で溶かし、再形成したものです。天然水晶を材料としているため、二酸化ケイ素は含まれていますが、天然水晶のような結晶構造を持っていないため、鉱物学的には、ガラスに近いもので、透明度は高いです。


STAR TREESで扱うクリスタルは、天然の水晶 かつ、「エネルギーがスムーズに流れる石」を使用しています。

近年、天然水晶の産出量は、減少傾向にあるようなので
ご縁があってお手元に届いた水晶は、大切な仲間として接していただけることを願っております。